職場のメンタルヘルス・マネジメント・セミナー 第6回
実践のコツを身につける!メンタル不調からの復職~事例検討(グループワーク)~ 開催レポート
メンタルヘルスセミナーを開催しました!
今年度も新横浜ウエルネスセンターでは、職場におけるメンタルヘルスをテーマとしてセミナーを開催しました。
昨年に引き続き、講師の黒木先生が、「職場のメンタルヘルス・マネジメント・セミナー」の全6回を担当いたします。
今回はいよいよ最終回となりました第6回のセミナーレポートです。
セミナーレポート
実践のコツを身につける!
第6回はメンタル不調から復職する従業員について、事業者側での具体的な対応方法をグループワーク形式で学びました。
メンタルヘルス不調者は一定の確率で発生します。
事前に対応を検討しておくことで、スムーズな対応が可能になるはずです。
第6回では2つの事例に対して5~6人でグループとなってもらい、事例においてなにが問題となるか、その問題をどうやって解決したらよいかを各参加者で話し合っていただきました。
グループ毎の意見発表の後、先生にポイントを押さえながら解説をしていただきました!
必要な観点は?
法律で定められている事業者の“安全配慮義務”を果たすために、事業者判断を担う人事部門は、従業員のいる職場が
- 病気を生んでいないか
- 病気を悪化させていないか
- 治療を妨げていないか
といった観点からメンタルヘルス事案に対応していく必要があります。
対応の例
メンタルヘルス事案へ対応するにあたっては
- 専門職(産業医等)との連携体制の構築
- メンタルヘルスに対応した社内ルールの策定
などを作り上げることが大切です。
セミナー内では、産業医と主治医の役割の違いや、具体的にどのような社内ルールを設けておけば良いか、問題のベースに発達障害が関わっている場合の対応方法などを教えていただきました。
セミナー感想
どちらがよりマイナスの影響が少なく済むかの選択
事業者側はメンタルヘルス不調者の不利益にならないよう対応をしていく必要がありますが、対応の良しあしに係わらず残念な結果に終わってしまうこともあるため、対応する側の ストレスコントロールも必要になってくると感じました。
また今回のグループワークでも、非常に活発な意見交換が見られました。
今回の事例と類似したケースを体験した参加者が、実際にどのように対応したか、対応の中でどのようなことに困ったかをお話しいただき、それに対するご意見もたくさん聞くことができました。
今年度のメンタルヘルスセミナーは今回で最後となります。
次年度以降、機会がございましたら是非ご参加ください!