「健康診断とその事後措置」開催レポート

「強みのある社労士を目指そう」健康診断とその事後措置 を開催しました!

新横浜ウエルネスセンター所長である河野慶三先生が、産業保健・メンタルヘルス対策に強い社労士を目指す「強みのある社労士を目指そう」全5回を担当されます。
社会保険労務士の方々を対象として、知識や情報を提供することを目的としています。
今回のレポートは10月26日 第3回「健康診断とその事後措置」についてです。

強みのある社労士を目指そう 全5回シリーズ 社労士様限定セミナー

セミナーレポート

今回のテーマについて

今回も多くの社労士様にご参加いただきました。

講義では、健康診断とその事後措置をテーマに、新横浜ウエルネスセンター所長の河野先生がお話しをしてくださいました。
「健康」の定義から事後措置についてまでの幅広いお話でした。
このお話の中で、実際に健康診断の結果を専門家のいない中小企業でどう扱ったらいいのか、会社は何をしたらいいのか、具体的に教えてくださいました。

セミナーの様子 セミナーの様子

中小企業での健康管理はどうしたらいいのか?社労士様の疑問・お悩みへの回答

興味深かったのは、健康診断結果の見方についてと、てんかんを例にした病気治療中の従業員への対応について。

健康診断の結果は、基準の決め方を知って自分で見られるようになるべきであるということ。
基準の決め方について、丁寧に教えていただきました。
基準の決め方のお話は、理系でなくてもついていける!と感じました。
こうした概念がわかっていれば、異常を示した場合には、その意味することがイメージできるかもしれません。

また実例として、てんかんであることを申し出ないこと、服薬を怠り事故をおこしてしまうこと等、社労士様が企業で直面している問題について河野先生に質問がありました。
その回答では、自分の健康状態について会社に知らせることの意味と、会社が安全配慮義務を履行するためにすべきことを説明してくださいました。

あるべき論は、往々にして実行するには難しいことがよくありますが、先生の説明してくださることは、大変現実的でその通りだと思うことばかりです。

セミナーの様子 セミナーの様子

最後に

次回は12月21日(金)テーマ:事業所におけるメンタルヘルス対策です。
ストレスを抱えて働く人も増えていると聞きます。ストレスチェックも始まって、メンタルヘルス対策について質問を受ける社労士様は非常に多いとのことです。
ご興味のある社労士様は、是非ご参加ください。
お待ちしております。

強みのある社労士を目指そう

またのご来場を、心よりお待ちしております。