「メンタルヘルスマネジメントの実際」開催レポート

メンタルヘルスセミナーを開催しました!

今年度、新横浜ウエルネスセンターでは、メンタルヘルスをメインテーマに据えて、セミナーを開催します。
昨年9月のオープニングセミナーの講師をされた黒木先生が、「経営に役立つメンタルヘルス・マネジメント・シリーズ」全5回を担当されます。
5回シリーズセミナーも中盤を迎え、今回も有意義なセミナーだったとのご感想を多くの方から頂きました。
今回のレポートは9月21日 第3回「メンタルヘルスマネジメントの実際」についてです。

Dr.クロキ メンタルヘルスセミナー 全5回シリーズ 参加費無料

セミナーレポート

今回のテーマ「全体像を見よう」

キーワードは「コミュニケーション」

全体像って、考えたことがありますか?

メンタル不調のサイン出現 → 相談 → 受診 → 休業 → 職場復帰 → 通常業務

※退職や、再休業の流れは、いつでも発生する!

 メンタル不調者への対応は、「とにかく職場復帰してくれれば」となりがちです。私たちは目の前のことしか考えていないのではないでしょうか。
ことメンタル不調に関しては、長期的な対応が必要となるので、応急的な対応を繰り返していてはいけないのです!
そのためには備えが必要!と黒木先生。社内ルールの整備についても触れました(社内ルールの整備については次回説明予定。乞うご期待!)。

コミュニケーションについて

「コミュニケーションがおろそかになると、メンタルヘルス不調の方の信頼感は急速に揺らぎます。信頼関係が揺らぐと、話がかみ合わなくなります。本人がうなずくのは、その内容が正しいからではなく、信頼度です」と黒木先生。

「関係者のコミュニケーションが結果を左右します」
立場の違う「職場」、「本人」、「主治医」のコミュニケーションの重要性を解説。
「三者が違う方向を向いていると大変ですが、一つのチームなんです」と、先生はおっしゃいます。
この三者のコミュニケーションをつなぐことも産業医の役割である、と先生。
じつは、世の中にはメンタルヘルス対応に消極的な産業医の先生もいらっしゃるのですが、こうした役割を果たしてくださる先生は本当にありがたく、頼もしい存在ですね。

ちなみに、バイオコミュニケーションズにも、メンタルヘルスにしっかり対応する産業医がいます。

セミナーの様子 セミナーの様子

最後に

「メンタルヘルス不調問題は、学びの場であると思って、職場も本人も学んでほしい」黒木先生からのメッセージです。

次回は11月16日(金)「第4回 メンタルヘルスマネジメント 企業の準備」です。
記録や文書の無料サンプルを参加者に提供します。
保健師も驚くほど充実した内容のサンプルです。皆様ふるってご参加ください!

またのご来場を、心よりお待ちしております。